あんぱくの読書記録

読書はこころの栄養素。日々楽しめた物語を記します。

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2014年02月

「ビブリア古書堂の事件手帖(5)~栞子さんと繋がりの時~」を読了。これもテレビドラマ化されるのでしょうか。

久しぶりに三上氏の続編が出ましたね。古書にまつわる薀蓄を楽しみながら、読み進めています。栞子さんが大輔に好意を持ちつつも、彼の告白への返事をしないところから物語は始まりました。累計で550万部突破とも書店のポスターに書いてありますね。

医師で漫画家であった手塚治虫先生の「ブラックジャック」にまつわる話や昔あった貸本屋のことがとても懐かしく思いました。昔、実家の近所に貸本屋があったのですが、一度も入ったことがなかった。漫画を読むと怒られる家庭だったので、貸本屋で本を借りる必要もなかったのかもしれません。でも知っていた。






「ビブリア古書堂の事件手帖」公式サイトはこちらです。




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 国家存亡にかかわる有事のときこそ、宰相であるリーダーのインテリジェンスが問われる。本著では、9.11の米国同時多発テロ前後のブッシュ大統領政権の対応から、3.11の日本の東北大震災と福島第一原発のメルトダウンに対する管内閣府の不決断などの問題を取り上げて、問題点を指摘し解説している。手嶋氏は、2001年の9.11当時NHKワシントン支局長として11日間にわたる昼夜連続の中継放送を担当した人物である。この経験を通じて、日本国政府のインテリジェンスのなさを嘆いている。

人々の予想を裏切って突如として地上に舞い降りてくるブラック・スワンに責めを負わせて愧じないニッポンのリーダーたちよ、覚悟なき選良こそがFUKUSHIMAの傷をかくまで深くしてしまったのだ―――核の時代の語り部ならこう断じただろう。

「想像すらできな事態を想定して危機にそなえておけ」

核の時代を生きた語り部、アルバート・ウォルステッター博士の言葉だ。

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 目 次
第1章 ブラック・ホークが舞い降りた
第2章 情報策源地グアンタナモ
第3章 テロリストたちの航跡
第4章 ワシントン支局長の264時間
第5章 戦争は一角獣に乗って
第6章 アメリカの余りに永き不在
第7章 縮ゆくニッポン
第8章 黒鳥が舞い降りた
参考文献
著者ノート

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 著者の辛坊氏は、「アベノミクス」では日本の宿痾は治らない! この宿痾とは日本の生活習慣病か重篤な慢性疾患ということだろう。安倍さんの成長戦略は、果たして有効ではないのだろうか。確かに、法人税の税率を下げたところで民間企業従業員の給与所得が上がるとは思えない。もっと税制を変えるような直接的施策が必要かとも思う。

 経済、国防、エネルギー、格差と貧困、社会保障制度など、さまざまな問題つまり持病がこの日本を巣食っている。株高に浮かれる間に日本の本質的危機が進行していく。 もっともらしいウソをはがして、初めて真実が見えるのかもしれない。

 目 次
はじめに
第1章 いまだ解けない原発洗脳
第2章 日の丸産業を殺すのは誰か
第3章 どうする!?引っ越しできないニッポン
第4章 テレビで言えなかったニュースの裏側
第5章 老人天国、役人天国を待つ未来
おわりに

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 本著「村上ラヂオ」には、村上春樹氏が雑誌「anan」に毎週、1年間にわたって連載した50本の短文が掲載されています。雑誌「anan」の標的読者層は、だいたい20歳前後の若い女の人であろう。村上氏には、どんな読み物が求められているかなんて、見当もつかないようだ。だからなんでもいいから自分に興味のあることだけを好きなように書いたようだ。

ドーナッツの穴はいつ誰が発明したかご存じですか?知らないでしょう。僕は知っています。ドーナッツの穴が初めて世界に登場したのは1847年のことで、場所はアメリカのメイン州のキャムデンという小さな町。とあるベイカリーで、ハンソン・グレゴリーとう15歳の少年が見習いとして働いていました。その店では揚げパンを毎日たくさん作っていたんだけど、中心に火が通るまでに時間がかって効率が悪かった。それを見ていたハンソン君はある日、パンの真ん中に穴をあければ、熱のまわりがずっと早いくなるんじゃないかと思って実行してみた。

  目 次
スーツの話
滋養のある音楽
リストランテの夜
焼かれる
猫山さんはどこに行くのか?
うなぎ
ロードス島の上空で
にんじんさん
柿ピー問題の根は深い
跳ぶ前に見るのも悪くない〔ほか〕

 

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発売日:2003-06

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著者の常井健一氏は、衆院選の応援演説がはじまった2012年11月から約半年間、自民党のプリンス小泉進次郎に密着を続けていた。小泉進次郎は、あるときはウルサ型の市民に耳を傾けさせ、またあるときは女性有権者の気を惹き、ときには未成年の高校生にも語りかける。進次郎がが自民党随一の人気者となった理由は、本人の言葉にあるようだ。彼の演説にはいくつかのパターンがあるようだ。父親を含めた家族ネタ、高校球児だった経験を踏まえた野球ネタ、演説先のご当地ネタ、ダジャレなどを駆使して聴衆を引きつける、進次郎の語る力が本著でルポルタージュされている。

  目  次
第1章 進次郎に密着21都道府県1 総選挙前半戦
第2章 進次郎に密着21都道府県2 総選挙後半戦
第3章 進次郎と被災地
第4章 進次郎とオンナたち
第5章 進次郎と永田町
第6章 進次郎のマニフェスト1 社会保障
第7章 進次郎のマニフェスト2 外交・安全保障・エネルギー

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