新氏が淡々と語る経営の原理原則です。組織の長たるもの自分のビジョンを持ってこのシンプルなコツを押さえて経営に望むべきなのでしょう。人と組織の評価と動かし方に対する正しい視点と自分の出処進退の見極め方を教えてられました。本当に教科書です。 経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目 | |
おすすめ平均 タイトル通り教科書 内容が薄いと思います。 久々に、ドッグイヤーしまくりです 非常にシンプル。でも、深いです 当たり前の内容だからこそ価値がある Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2010年04月
The Little Big Things: 163 Ways to Pursue EXCELLENCE
マッキンゼーのコンサルタントであったトム・ピーターズとロバート・ウォーターマンとの共著「エクセレントカンパニー」から何十年が経過したのだろうか。われらがグルは今日も過激に経営学を語る。やはり経営の根幹は、人、人、人だということだ。組織を動かすとは結局は人を動かすことであり、経営者は部下という人を通じて目標を達成することに他ならないと思う。トムの恩師はウォレン・ベニス氏のようである。頑張れ、トム。 The Little Big Things: 163 Ways to Pursue EXCELLENCE | |
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企業遺伝子―「最強の経営」をいかに実現するか
企業遺伝子とはやはり企業理念の中に埋め込まれたDNAをいうのであろう。まずビジョンありき、そこからミッションが生まれ、目標、戦略、戦術に細分化されていくだと思う。企業理念がないのは、独楽に軸がないようなもので回転していられない。企業理念に基づく経営をどれだけ徹底せきるかが経営者の力の見せ所と思う。しかしながら企業というものは創業者の思いや志があって組織作りが始まるのであり、そこをパッションと私は考える。よってパッション→ビジョン→ミッションの順番なのかと考えている。情熱があり、そこからビジョンが生まれ、使命という命題に止揚されるのであろう。 企業遺伝子―「最強の経営」をいかに実現するか (PHP新書) | |
おすすめ平均 ちょっと抽象的すぎました コンセプトが凝縮された一冊 企業経営の本質を探れる本 ここ10年間に刊行されたビジネス書の継ぎはぎ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
テレビは見てはいけない
苫米地英人先生は、脱洗脳のプロです。オウム真理教信者の脱洗脳で活躍されたことは周知の事実でしょう。同じコマーシャルを何回も繰返すテレビこそわれわれ国民を洗脳するための最高の機械です。最近は録画してから宣伝を飛ばして視聴する人も増えたことから、宣伝広告の仕掛けもさらに巧妙になってきています。つまりドラマの中に宣伝を入れ込むという手法です。洗脳と記憶力は相通じるところがあります。短い言葉での繰り返しが大事な点です。しかし一つ覚えて2つ忘れるようになった中高年の私には洗脳は関係ないかもしれません。 テレビは見てはいけない (PHP新書) | |
おすすめ平均 良いことを教わりました。 著者が商売している商材のまとめ本 タイトルに騙されてはいけない。という教訓 インテリぶりたい人にはお勧め(笑) 自分で考えなくてはいけない Amazonで詳しく見る by G-Tools |
オリックス「大風呂敷経営」の奈落
かんぽの宿、投資銀行ビジネス、不動産ビジネス、改革利権などリース業から始まった宮内流経営学の転換期にオリックスは立っているのであろう。常にビジネスモデルとしての米国があり、「アメリカに向かって走れ」の号令もリーマンショックにより泡と消えてしまった。自らの足元を見直す意味でも反対意見にも耳を傾けることが米国流ディベート哲学の真髄と思える。グローバルに展開し続けてきた各ビジネスを見直し、事業ドメインの再構築こそ喫緊の課題であることは確かだ。同社の生命保険事業も近い将来大黒柱の一つになるであろう。 オリックス「大風呂敷経営」の奈落 | |
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