あんぱくの読書記録

読書はこころの栄養素。日々楽しめた物語を記します。

OCNブログ人から引っ越し中です。 株式会社ASSUMEにて生命保険新契約の取扱相談コンサルティングをしております。

2006年06月

 みんなが貧しかった頃は、お金がなくても家族が幸せに生きられると思っていた。いつの頃からかマネーという言葉が神の代名詞になった。拝金主義、お金万能主義、幸せはお金で買えると。官僚国家である日本では、いつも国民はお金を搾取される立場である。

新版 年収300万円時代を生き抜く経済学
新版 年収300万円時代を生き抜く経済学

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 サラリーマン金融ことサラ金であるが、正確には消費者金融である。無担保で人を見てお金を貸す商売だから、身分証明書で確認して申込書にいろいろと記入していただきながらお客さまを判断するらしい。審査と融資利率は反比例の関係であることは周知の事実。銀行のように審査が厳しければ利率は下がる。銀行では借りられない人がサラ金へ借りに来るわけで、それなりに住み分けが出来ているようである。サラ金嬢のお仕事はティッシュ配りだけでなく、受付事務から追加融資の電話営業までと忙しい。彼女たちの生態がよく分かる一冊であった。

サラ金嬢のないしょ話
サラ金嬢のないしょ話

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 江戸中期の将棋三家は、大橋家、伊藤家、大橋分家であり、当時は将棋の名人位は世襲性であったが、五世名人である伊藤宗印の息子の宗看と看寿は「将棋無双」、「将棋図巧」の詰将棋で有名である。これらは芸術といえる作品集であり、その復刻版を手に入れて遠い昔に熱中して解いていたことを思い出します。将棋の中盤からは、気合が大事だとか。人生は果たして「詰むや詰まざるや」、これが問題ですな。

大江戸将棋所 伊藤宗印伝
大江戸将棋所 伊藤宗印伝

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