あんぱくの読書記録

読書はこころの栄養素。日々楽しめた物語を記します。

OCNブログ人から引っ越し中です。 株式会社ASSUMEにて生命保険新契約の取扱相談コンサルティングをしております。

2006年01月

 村上龍氏の短編集である。居酒屋、公園、コンビなど日常の一場面を舞台にした物語が語られている。現実に起きている事象と主人公の過去を回想する心象風景が交互に展開される手法が用いられている。最後に、主人公は今自分が生きている現実から離れようとするところで話が終わる。それは、空港にてこれから海外へ飛び出そうとしている人間なのかもしれない。閉塞感のある日本から一瞬でも逃避させてくれる作品だ。

空港にて
空港にて

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 ライブドアショックは世界を駆け巡り、株価はストップ安の連続。それにつられて日経平均も冴えません。しかし現時点では日本の株価は昇り相場であることは間違いない。この格言集にもありました。「昇り相場の悪材料は買い」だということです。信用取引の決済のための売りが落ち着いたらチャンスかもしれませんね。人生、常にピンチがあればチャンスもありと考えるのがよいということかな。

「相場に勝つ」株の格言
「相場に勝つ」株の格言

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 ある武器商人の半生を描いた物語りである。ウクライナ生まれの貧しい若者が、自分の天職である武器の密売人になっていく。
 武器商人の心得は二つあるという。その一は、「自分が扱う商品で死んではならない」その二は、「代金を確実に受け取ること」である。 彼の人生での失敗は二つある。弟を彼のビジネスに巻き込んだことと結婚である。
 武器商人としての彼のビジネスが成立する裏には忘れてならない次のことがある。世界最大の兵器販売会社は、米国、英国、露国、仏国、中国であること。そして不思議なことに、これら五かカ国は国連安全保障理事会の常任理事国でもあることだ。

ロード・オブ・ウォー―史上最強の武器商人と呼ばれた男
ロード・オブ・ウォー―史上最強の武器商人と呼ばれた男

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 2006年が始まり、また一つ歳をとってしまった。先崎先生のように確かに若いころは酒を毎日飲んでいても平気だった。しかし、今は日頃の疲れもあってか飲んだら即寝てしまう。前後不覚。その年齢の時期にあった生活があるようにも思う。昔の若さを思い出させてくれた一冊だ。

フフフの歩
フフフの歩

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